対決 其の弐
「 登山対決 〜男体山登山〜 」 2008.7.19(SAT)
HC日光アイスバックス
「選手全員」
1999年創部
補足説明 今シーズン、おかげさまで10周年!
必勝祈願とチーム結束の意味を込めて、
日光最大の坂ダッシュに挑む!!
日本百名山のひとつ
「男体山」
標高 2484m
補足説明 日光中禅寺湖の北側に位置する火山。
日本百名山のひとつに数えられ、
栃木県を代表する名山である。
○対決インフォメーション
・日時 2008年7月19日(土) AM6:00 登頂開始 (雨天中止)
・会場 栃木県日光国立公園内
・スタート地点 日光二荒山神社中宮祠登拝口
・地図 スタート地点の地図はこちら(別ウインドウが開きます。)
・駐車場 日光二荒山神社中宮祠駐車場をご使用ください。
満車の場合は、近くに県営駐車場(1日約300円)がございます。
・その他 登山する際には、入山料がおひとり500円がかかります。
登山前に日光二荒山神社中宮祠内、社務所にて、お支払いください(お守りがもらえるみたいです。)
・ご注意 観戦につきましては、自然が相手の為、厳しい戦いが予想されます。
安全面、体調面についての責任はおいかねますので、
大変申し訳ございませんが、自己責任でお願いいたします。
頂上まで水場がありません。必ずミネラルウォーターをお持ちください。
○ルール
・一本勝負
・参加選手全員が3時間以内に無事に登頂したらアイスバックスの勝ち。
・その他ルールは、その場で決めます。
◆大会委員長、炎の戦評
炎の10番勝負「其の弐・登山対決」/勝敗なし
○7月19日、午前6時中宮祠出発・男体山登山/天気・はれ/気温・標高によって色々/観衆(?)5人
実施レギュレーション/チーム全員による登山。来たる新シーズンの必勝祈願と団結&結束の意味を込めて行う。
3時間以内に全員が登頂すればアイスバックスの勝ち。
出発前に記念撮影
土田新キャプテン発案のもと、日光の名峰・男体山にアイスバックスが挑んだ。
男体山は御承知の通り、日本百名山のひとつであり、古くから山岳信仰の対象とされた。
いわば山全体が神域であり、御神体である。
その神山・霊山にアイスホッケーチームが戦いを挑むというのは、いかにも無謀といえるが、この神様、実は案外戦いを好むかも知れないのだ。何しろ「戦場ヶ原」とは赤城の神(赤城山)と日光の神(男体山)が、それぞれ大ムカデと大蛇に化身して戦ったという、神々の戦場だ。
午前6時、伊勢監督以下、バックスの精鋭が中宮祠に集結する。まさか一般参加者はいないと思っていたら、5名の強者がチームに同行した。古河組(伊勢監督、村井、三田)も初めての登頂だ。経験者は岡本利章ただひとり。炎の10番勝負が始まってから岡本の野生児ぶりに評価はうなぎのぼりである。
4合目の石鳥居前
スタートから30分、3合目付近で伊勢監督がリタイア。足を痛めて欠場した尾野と2人で大いに健闘をねぎらう。伊勢監督は土田に言われ、徹夜で登山に参加していた。さっそく大会本部席に収容、仮眠をとっていただく。
4合目、石鳥居を過ぎ、延々、木立のなか登りが続くあたりまでは皆、軽口を叩く余裕があった。
土田主将は「山は登るものじゃない。感じるものだ」と意味不明のウンチクを繰り出す。それが8合目、滝尾神社をクリアしてからだんだん様相が変わってくる。9合目あたりは完全に火山礫のガレ場だ。前を行く者の踏んだ岩が崩れ、後続の者の横をかすめていく。
「岩場は踏むんじゃないんです、流すんです」、岡本のアドバイスが皆を鼓舞する。想像以上にハードな戦いとなった。
9合目をすぎたガレ場ふと見上げると山頂の鳥居と神剣が…。村井、岡本、瀬高らが最初にゴール。山頂からは中禅寺湖、戦場ヶ原がくっきり見渡せた。
問題は全員のゴールだ。神剣がうまくすると引き抜けないか(無理らしい)と探ったりしていた先着組が時計を気にする。
メンバーを数えてみる。ゴールしてないのは誰だ?
時間は2時間40分経過、残り20分のうちにバックスは山頂に揃うのか?
遅れていたのは橋本、任田、中居だった。「おい、全然来てないぞ!」最初に姿を現したのは橋本三千雄だった。
山頂から皆、三千雄を激励する。そして少し遅れて任田と中居が…。
任田と中井のゴール! しかし、急斜面である。姿が見えていてもなかなかたどり着けない。
「時間ないぞ、走れ!」 任田、中居が血相を変える。Go! Bucks! Go! 急斜面を駆け上がる2人。奇跡のゴールインは2時間50分。
つまり、ルール上、バックスは勝利したのである。参加選手一同という意味なら。
が、伊勢監督を含めて考えた場合、「アイスバックス全員」ではなくなってしまう。これは土田主将の作戦ミスだ。といって負けをつけるのも如何なものだろう。「勝敗なし」が順当ではないか。
そもそも神山に人間が勝とうということ自体、おこがましいのである。
名峰に皆で挑んだ。それで充分だ。



