2018-2019 シーズン1.27 SUN

日本製紙クレインズ⑥

H.C.栃木日光アイスバックス
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2 TOTAL 3
日本製紙クレインズ
AWAY
1 1P 1
0 2P 1
1 3P 0
0 OT 1
①#25 アランネ(#74、27)
②#25 アランネ(#88、18)
得点

アリペッカ・シッキネンヘッドコーチ

 
今日は今シーズンで一番のスタートが切れてバックスのホッケーができていた。第1ピリオドはスケートもよく
 簡単にパスをつないでいた。第2ピリオドでは少し気力が落ちで自陣での展開が続き勝ち越しを許してしまった。
 3連続のPKでリズムを掴みきれなかった。しかし皆いい守りをして乗り切ってくれた。選手達を褒めたい。
 第3ピリオドは最後まで誰も諦めていなかった。タイムアウトでは6人攻撃へ向けてポジショニングの話を伝え
 た。ラッキーだったが選手達は理解して執念を見せてくれた。それだけに延長戦で勝ちたかったが選手達が100%
 出し切ってくれたことはよかった。シーズン当初ケガ人も多く中々波に乗れなかった。連敗もあったが、チームと
 しては成長を少しずつ重ねてこれたと思っている。若い選手も多いので将来へ向けては確実にいい方向へ進んで
 いる。未来あるチームなので若い力を育てて結果もついてくると思う。1年目は攻撃に軸を置いていたが、失点は
 多かったが今年は守りの部分で重きを置いていた。次の課題としては両方の融合である。バランスを理解できれば
 選手達はもっと自信がつくと思う。今シーズンを振返ると波が大きかった。ここは修正しなければならない。考え
 として100%出すから100%勝つにシフトしていかなければならない。勝ち続けるチームになる要素はこのチー
 ムにたくさんあると感じた。波があったが、昨年10月の時のようにメンバーが揃えばケミストリーが起きていい
 結果になったことを忘れてはいけない。

藤澤悌史アシスタントコーチ

 
バックスがやりたいホッケーがある程度できていた。流れの悪い時間帯もあったが、我慢して意地を見せてく
 れた。最後まで諦めない姿勢が見れた。勝ちたかった。相手もいいチームで結果がでなくて残念だが、
 最後の試合で遅くなったがチームが目指すホッケーが少しできたことはよかった。2年目を終えフィンランド
 ホッケーの大きな部分で浸透して理解できていると思うが、細かな部分は浸透させて理解してもらわなければ
 ならない。細かな部分が負けにつながる場面が多かったので、学んで修正しなければならないあ所でもある。
 攻撃はもっとチャンスもあるので、得点につなげる方へアプローチしていきたい。20周年の年に皆さんの期待を
 裏切ってしまい申し訳なく思う。シーズン前からの2年目の危機感が悪い方向にいってしまった。昨年の自信の
 中に確かなモノではなかった。かみ合わなかったり安心感があったのが波につながった。相手も研究してきて
 いる。そこを上回らなければならない。

#16 齋藤哲也

 
この2試合ふがいない試合だったので昨日ミーティングをして勝っても負けても今シーズン最後の試合なので全部
 出そうと話しをした。齋藤毅選手が最年長としてこのチームで勝ちたい、メンタル的な所だがミスをしたら他の
 選手がフォローする、先頭に立って勝ちたいプレーで示すとスピーチしたので、結果は勝てなかったがスタート
 からここ2試合と違うモノになったと感じている。その中で勝ち切れなかったのは後半戦引きずっている課題が
 最後まで出た。満足はしていないが連戦中ではよかった所である。個人的な感想として監督のやりたいホッケーは
 確かにレベルが高い。パスやスケートの精度、細かなポジショニングだったり。そこに当初皆意欲的に色んな
 挑戦をして、他のチームとスタイルが違うので自分達が思った以上に機能して戦うことができると確信いたのが
 昨シーズンだった。今シーズンはそこからスタートして、相手も研究してくる中でうまくいかない時期が続いた。
 違うシステムにした方がいいのではないかという選手間で不安があった。スタイルとしては変えずに、このレベ
 ルのホッケーが自分達はできるという道を選んでチームも8連勝することができた。しかし、相手の対策で勝て
 なくなりまた選手間での不安が起こり立て直せなくなっかった。まだまだ監督のやりたいホッケーは完成されて
 いない。そこに近づくためにはベテラン・若手関係なく個々のスキルをもっと上げなければならない。また貪欲で
 なければならない。自分達がレベルを上げるのか、監督が選手に合うシステムを組むのかの狭間でシーズンが
 終わってしまい難しいシーズンであった。監督・コーチ・選手誰も納得していないシーズンであった。やりたい
 ことが分かっている中でできなかったり精度が悪かったりした。システムはミーティングを重ねて練習すれば
 改善することができる。個々のスキルも練習で上げることができる。負けて勝って負けてシーズン中に失速して
 終わったのでメンタル的に成長するシーズンだと感じている。個人的にも味わったことないシーズンで勉強に
 なった。他の選手のホッケー人生でも財産になると思う。国内チームがリーグ戦で苦戦する中で、今の現状に
 満足することなくやるべきである。甘い環境にいると自覚しなければならない。クレインズの廃部で地元釧路で
 昔からあって身近な存在がなくなることはショックである。現役でプレーしている自分達がホッケーが衰退して
 いく前にできることがあればアクションを起こしていかなければならない。皆が勝ちたいと思って力を注いで
 いる中で勝てなかった時に原因をもっと追究していかなければならない。勝てるチャンスを自分達で少なくして
 いってしまっている。追求を浅くしてしまうと成長はない。勝負事は細かい所まで突き詰めて試合の日に成果を
 出すことが必要である。これだけ負けてどれだけシステムやチームワーク、練習が大事かをバックスはどのチー
 ムより経験したシーズンであった。ここを強みにしたい。

#38 小野航平

 
最終戦で特別な試合だったと思うが、いつも通りにできるように準備をした。第2ピリオドは攻め込まれて体も
 心もきつい時間帯だった。連続でPKや5-5でも攻められていたが絶対に諦めることはしたくなかった。その中でも
 できることを最大限やろうと思いながらあの時間をプレーしていた。今シーズンを振返って中々結果につながら
 なかった所が悔しい。8年目が終わり出場試合数が100を超えて少しずつGKのポジションが今までより分かって
 きたと感じている。

#25 ヨーナス・アランネ

 
第1ピリオドがベストピリオドであった。第2ピリオドは守ったがPKも多かった。第3ピリオドは同点に追いつく
 ことができたことはよかった。延長戦は勝つ時もあれば負ける時もある。その前に勝負をつけないといけない。
 1ゴール目は河合選手がいいパスを出してくれて押し込むだけだった。河合選手のパスに感謝したい。残り数秒の
 時はなるべくシュートを打つことを心掛けている。そうすればチャンスになり可能性も増える。アジアリーグでの
 1年を振返っていいリーグである。どのチームとも競った激しい試合ばかりだった。簡単な試合は一つもなかっ
 た。毎試合いい準備をしないと勝つことはできない。レベルが高く、スキルのある選手が多いと感じた。16ゴー
 ルできてチームに少しは貢献できたと思うが、チャンスはもっとあった。後半戦でゴールから離れたのでもう少し
 できたのではと悔しい。この一年アジアリーグでプレーしてマイナスなことはない。学んで経験したことを活か
 していきたい。プレーができて楽しい。

#18 古橋真来

 
5-5、PPと第1・3ピリオドはチャンスが多くあっていい形でプレーをしていたが、相手GKのセーブに阻まれてし
 まってスコアにつなけられなかった。守りの部分で小野選手を中心にしっかり我慢できて最後追いつく形にで
 きた。今日は守りがここ2試合と違った部分であった。第2ピリオドでは相手にチャンスを与えてしまったが、
 点差を離されずに食らいつくことができた。そこが最後まで諦めない形になった。自分達のミスで失点が積みあ
 がったが、今日はそこが少なかった。相手にスコアリングチャンスもそんなに作らせなかった。リーグの変化も
 ありGKのレベルも上がっていたが、そこを打開できなかったのは自分自身の課題である。シーズンを振返って
 自分の持ち味はスピードなのでパックを持った時はスピードを活かして攻撃に展開することができた。来季は
 そこを磨いて攻撃の時間を長くしたい。今日満員の中でプレーして新鮮だった。プロとして嬉しい。プレーして
 いて気持ちも上がった。最後6人攻撃で追いついての展開で結果は負けてしまったが、少しお客さんにメッセー
 ジは伝えられたかと思う。来シーズンはアイスバックスが中心にアイスホッケーが盛り上がるようにしたい。

試合ダイジェスト

 

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