プレイオフ2017-20183.6 TUE

プレーオフファーストラウンド第3戦

H.C.栃木日光アイスバックス
HOME
2 TOTAL 4
王子イーグルス
AWAY
1 1P 1
1 2P 2
0 3P 1
①#16 齋藤
②#13 岩本(#28、86)
得点

アリペッカ・シッキネンヘッドコーチのコメント

選手は100%出し切ってくれた。敗戦して、シーズンが終わってしまったが、これもプレーオフである。結果は残念である。第1ピリオドいいスタートがよく、チャンスも多くあった。いい手ごたえで試合に入ることができた。しかし、それ以降スケートができない時間帯が続き、苦しくなった。そこで相手は見逃さずスコアを重ねていた。試合中の波を修正し切れなかった。課題であったメンタルが、この試合でも出てしまった。この3試合僅差であったが、つねに波があった。もう少しこのバランスを最小限にすることが
シーズンを通しての課題であった。今シーズンは新しいシステムを取り入れて臨んだが、まだ完成はしていない。攻撃に関してはリーグでも上位だが、守りはもっとレベルを上げなければならない。バランスを保たなければならない。このホッケーへの基礎はできたと思うので、いい基礎をさらに強くして、その中で、スケーティングとパスがカギとなるので、また皆でレベルを上げたい。

藤澤悌史アシスタントコーチのコメント

負けを受け入れるには時間がかかりそうであるが、今シーズン、システムが変わり、難しい部分があったと思うが、選手達は最後まで挑戦してくれた。アイスバックスが可能性を見せることができたシーズン
だったと思う。シーズン当初頂点を目指してスタートして、波があったり、勝ち切れなかったことは、
チャンピオンになるには難しい。チーム力としてはまだまだだと痛感している。シーズン前に挑戦を恐れずに、アジアのホッケーにインパクトを与える、最後まで貫きとおすことを共有してスタートした中で、選手達には感謝している。

#16 齋藤哲也選手

先制ゴールは狙っていた。パックが落ちると同時に打とうと思っていたので、狙い通りに入った。いい時と悪い時があったのだが、もっと個々の経験とスキルアップが土壇場で出てしまった。アンラッキーな
失点もあったが、勝てそうで勝てないというのが、今のチームの力である。勢いがなければ連勝できないという所がある。失点のタイミングも得点後だったので、プレーオフではしてはいけないことであった。今後につなげていかなければ、上へはいけない。第1ピリオドでいいスタートが切れたのに、第2ピリオドでダウンしてしまったなど、最後は気持ちの部分ではないが、説明しづらい試合になった。不完全燃焼で終えてしまった。氷の上で流れがよくなかったのは事実であった。選手自身で分析しなければならない。勢いだけでは勝つことができない。もう一度今のアイスホッケーを考えて、頭を使っていかなければレ
ベルアップは難しいと感じている。若手ベテラン関係なく、もう一度ホッケーと向き合わなければなら
ない。シーズンを通して、新しい体制で、一年目は難しいと理解していたが、いかに摩擦なくつなげて
いく状況を作ったり、ホッケーを理解したりをしていたが、トータルとしては、いい流れできていると
感じている。その中で、個々のスキルアップは必須になってくる。スキル、パス、スケーティングへの
理解を深めなければならない。冷静に選手達で分析して、やっていかなければ、この状態が続いてし
まう。考える力をつけなければならない。APに変わって得たことも多くあったシーズンであった。チームとして、選手としての準備が足りなかった。最後の挨拶では、情けなさがあった。ただ、一度もベスト
メンバーで戦えなかったこと、そのチャンスが今シーズンなかったことは悔いが残る部分でった。毎年
同じ挨拶をして、「優勝」を言葉にしているが、前所属チームでは11年で2度しかなしえなかった。そう簡単ではないと認識している中で、毎年同じ結果になって、ファンの方々に申し訳なく思う。

#44 福藤豊選手

この2試合に比べて、相手がフォアチェックが引いていたが、今日はプレッシャーを掛けてきていた。準備ができていたはずだが、そこからミスが増えて、つかまってしまった。失点は、得点後だったので、嫌な流れで得点されてしまったので、責任を感じている。今シーズンは、浮き沈みがあったが、いい戦いが
できていたと思うので、この経験をどう活かすかは選手の問題になる。来シーズンの今頃の結果を変え
たいと思うなら、今日から変わるしかないので、もっと選手一人一人が自立できた時に、このチームは
もっと強くなると感じている。相手との差は感じていないが、今日に関しては、GKの差が出てしまった。選手は準備して、戦ったと思うので、この負けが無駄にならないように、しっかり受け止めて次につなげたい。ホームでのプレーオフは、ファイナルで出場できなかった時の相手も王子で、そこからずっと悔しい想いをしていたので、変えられるのは自分だけなので、何も起こせなかったのは残念である。ただ、
ここで勝つためにシーズン通して自分ができることをしっかりしてきたので、そこに関しては、悔いは
ない。そこをどう自分がもっと上のレベルにいけるかを見つめ直して、来シーズンチャンスがあれば、
ここに帰ってきたい。昨年よりやりきった感があるというか、これでダメなら、もっとやるしかないと
感じている。早く切り替えて、来シーズンに向かっていきたい。このチームはすごく楽しみだし、この
チームで優勝できたら最高だと思う。

#74 河合龍一選手

1失点目は、連携のミス。自分も含めて、1点取った次のシフトで、経験のある選手がいながら失点をしてしまうというのが、今日の大きな敗因だった。2失点目も同じ流れなので、こういう状況にしてしまうと
プレーオフでは厳しい。チームとしてはテンポもよかったし、足も動いていたが、第2ピリオドにそれが
止まってしまい、我慢の時間が長くなり、Dゾーンでの時間も長くしてしまった。そこを皆で我慢しきれなかった。自分も3年目になるが、第2ピリオドがよくないのが改善されないままなので、自分も含めて、
明日からもう一度話し合って、来シーズンへつなげなければならない。できなければ、同じ結果になってしまう。ホッケーを勉強して、やっていくしかない。3試合中PPでは、ブレを感じた。自分達でやる決め
ごとを表現しきれなかった。いつも通りやっているつもりであったが、1試合目で自分達のやるべきことを見失う場面が多かったのが、昨年との違いであった。今年は出ている5人が意識を共有できていなかった。もっと一つにならないとプレーオフは厳しい。スペシャルプレーだけではなく、その他も、できる時は
どこにも負けない、勢いがあるが、少しでもブレると厳しいところがあった。ファンへ伝えたいことは
一つだけで、せっかく4位でプレーオフをホームからスタートできることを楽しみにしてくれていた中で、最後は結果である。どれだけ頑張っても結果負けてしまうと、皆も喜んでくれないと思うので、3試合連続で応援してもらったので、こういう形でシーズンを終えてしまうのは、すごく申し訳ない。アジアどこ
行っても、オレンジのユニフォームを着てくれて、今年も一年間一緒に戦ってくれた。霧降でも、
どこでも、選手に伝わっているので、勝ってあげたかった。

#13 岩本和真選手

ゴールは、いい守りからいい攻めをすると話していた中で、第3セットで大椋選手、彦坂選手と失点を
しないようにしようと話していた。皆一生懸命守ってくれて、その中で、彦坂選手がいいところにパックを出してくれて、逆から大椋選手も入ってきてくれて、それにDFがつられて、フリーになれて、GKの動きを見れた。このシリーズゴールを決めたいという想いが強かったので、嬉しかった。失点を気をつけな
がら、得点できればチームのためになるので、落ち着いて周りを見れて決めることができた。プレーオフを通じて、波があったのが敗因であった。シーズン中ずっといい流れではいけることはないが、失点してる時は原因がある。今日は失点のタイミングが負けパターンの失点であった。断ち切れなかった。今日
から変わっていかなければならない。新しいことへの挑戦で、簡単にはいかないが、レギュラーリーグ
4位、ジャパンカップ2位で終えて、最高ではないが、最悪でもない。ここから下がっていくのではなく、上がっていくためにも、来シーズンが始まった時に、一回りチームが強くなると思う。

試合後選手インタビュー

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