
スポンサー探訪・第1回
「グローブライド株式会社」様の巻
西武新宿線に乗って東京都東久留米市、グローブライド株式会社本社を訪ねました。
「グローブライド株式会社」という社名にまだ耳馴じみがないなぁという読者もおられるかも知れません。が、そういう方も旧社名「ダイワ精工」なら御存知じゃないでしょうか。映画『釣りバカ日誌』の使用釣り具としてもお馴じみ、フィッシング用品のトップブランド「DAIWA」を持つ世界的な企業なんですよ。
「ダイワ精工」から「グローブライド株式会社」への社名変更は、09年10月1日です。目指すところは「世界のライフタイム・スポーツ・カンパニー」。まぁ、生涯スポーツという言い方がありますね。人生を豊かにするスポーツ。フィッシングの「DAIWA」はもちろん、ゴルフの「ONOFF」、テニスのPRINCE」、サイクルスポーツの「CORRATEC」「FOCUS」等、総合的なスポーツブランドを展開する企業として創業50周年を機に新たな船出をしたところです。
で、そのグローブライド株式会社と日光アイスバックスの関わりなんですけど、これが画期的なんですよ。09-10シーズンからホッケースティックのシャフトを御提供いただいている。シャフトというのは棒状の、軸の部分です。世界じゅうのホッケーマンのなかで唯一、アイスバックスは「DAIWA」のロゴが入った国産シャフトを現在、使用してるんです(!)。
このプロジェクトがスタートしたのは5年ほど前、つまり、社名がまだぜんぜん「ダイワ精工」であった時代のことです。その発端のところに「フィッシング生産本部 技術部 研究開発課長」の肩書きを持つ、菅谷英二さんがいた。菅谷さんは御自身がアマチュアホッケーをたしなむ、とびきりのホッケーナッツでした。
「アングラのテーマとしてこっそり始めたんです。うちが作るのは釣りざおですから角が丸いものばっかりでしょ。角も作ろうと。角ばったものはやってないですから。あっという間に5年が過ぎましたね。イシダイのさおと同じ設定でやったんです。で、日ア連に持っていってモノを見てもらった。そのとき建部彰弘さんにバックスを紹介していただいたんです」(菅谷さん)
昨オフ6月、アイスバックスとのパートナーシップが誕生した。社名はまだぎりぎり「ダイワ精工」。その関係性はF1の開発陣とカーレーサーにたとえられるだろう。バックスの選手が練習や試合でシャフトを実使用して、感想や注文点を返す。菅谷さんらはそれをフィードバックして、新しいモデルを作る。その繰り返しだ。菅谷さんの熱意が社内に同志を作っていく。「フィッシング生産本部 技術部 研究開発課 特機係長」の肩書きを持つ渡辺昌章さんも初めての挑戦を面白がった。
「つりざおだとあり得ないことが起こるんですよね。つりざおも強度はかなりあるんですけど、ぶつけ合ってケンカしないでしょう。それから選手ひとりひとり好みの固さがあって、最初、2、3タイプでいいのかなと思ってたらぜんぜん違いました」(渡辺さん)
最初は握ったときの違和感から始まって、今ではファイバーのセンイの方向、量の調節まで開発が進んでいます。いつか「グローブライド株式会社」はその名の通り、国産アイスホッケーシャフトで北米マーケットへ進出するんじゃないでしょうか。。その物語の最初のところにバックスが関わってたとなったら、これは最高です。文字通りのホッケードリームです。その上、おかげ様でバックスはひとりひとり、オーダーメイドのシャフトを御用意していただいてるんですよ。
「グローブライド株式会社」
社名
グローブライド株式会社(GLOBERIDE, INC.)
本社
東京都東久留米市前沢3丁目14番16号
設立
1958年(昭和33年)7月29日
※登記上は1945年(昭和20年)12月26日
主な事業内容
1. フィッシング用品の企画、開発、設計、製造、販売など
【リール・ロッド・ルアー他のフィッシング関連商品全般】
2. スポーツ用品の企画、開発、設計、製造、販売など
【ゴルフ、テニス、サイクルスポーツ他の商品】
3. 前各号に付帯する事業




