2015-2016 シーズン9.6 SUN

9月6日 サンム(日光霧降)

H.C.栃木日光アイスバックス
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4 TOTAL 3
デミョンサンム
AWAY
2 1P 1
1 2P 2
0 3P 0
0 OT 0
1 WS 0
①#10 ディレイゴ(#51、9)
②#6 室谷   (#30、12)
③#10 ディレイゴ(#23、51)
④#10 ディレイゴ(GWS)
得点



         観客数:1,222人

岩本裕司監督のコメント

先制点を許してしまったが、その後同点になり、全体としてはいい流れで試合ができた。しかし、3点目を取ってから、気の緩みが出てしまった。相手にもそこを突かれて、いい動きをされてしまった。第3ピリオドに入って、こういう苦しい試合を勝ち切ったのは大きな収穫になった。先制点は、崩されて入れられたわけではないので、失点しても雰囲気は悪くなかった。第2ピリオドの展開では、油断してしまう時があり、もっといいパスがあるのではないかと、シンプルではなくなってしまった。また、足が止まってし
まった。相手の方が、パックへの反応が早かった。キルプレーは、前日からプレッシャーの掛け方を変えたのがうまく機能した。延長戦は、サイドが逆になるので、シフトチェンジのタイミングや、シュートが枠を外れるとピンチになるので、そこを注意しながら、まず失点をしないように気を付けた。今日も
第1セットが点を取って、他のラインがリラックスしていい動きにつながった。3連戦を振返って、万遍なく得点が取れていることは、昨シーズンから成長した部分で、また、各選手も、自分達がやらなければという意識が高いと感じている。点数の取り方が、チーム全体に浸透してきた。DFのシュートが枠に入っていて、ゴール前の混戦を多く作れている。ここから韓国遠征で、厳しい戦いが続くが、チーム一丸となって、戦いたい。

バーク・ヘンリーアシスタントコーチのコメント

GWSまでもつれたが、勝ち点2を取り、勝って嬉しい。今日は、相手が非常にいい試合をした。3試合の
中で、ベストな試合ではなかったが、チームは戦う意識が高かったのが、勝因となった。シーズンに対しては、いいスタートが切れたと思う。

#16 齋藤哲也選手

初戦、2戦目といい形だったが、今日のようなタイトな試合は、予想されていたし、それに備えて臨んだ。その中で、勝ち切れたことは、よかった。修正点も見えた。自滅するケースもあったが、内容よりは勝ち点を取れたことはよかった。第2ピリオドは、FWとDFのギャップが開きすぎて、FWは攻め攻めとなってしまい、流れが悪くなり、自分達のホッケーができなかった。初戦・2戦目と点数が入っていて、どうしても点数を決めたいという気持ちが強すぎた。そこを我慢して、何をしないといけないのかという事を考えさせられるピリオドになった。チームで、状況に応じてどういったプレーをするべきかを考えながら
プレーしなければならない。韓国遠征は、初戦に合わせて、準備して臨みたい、その上で、最低でも
五分、今シーズンはアウェイでも全部勝つつもりでやりたい。それはチームにも言っていきたい。アジアリーグ通算400試合達成に関しては、これまでサポートしてくれた人達に感謝したい。これからは、高橋選手もいるので、通過点として、さらに積み重ねて、追い越せるように上を目指したい。兄弟で同じ日に達成したのは、不思議な感じがしている。

#61 春名真仁選手

先制点を取られた場面は、パック処理をミスして失点してしまった。その後、すぐにチームが追いついてくれて、逆転してくれて、チームのムードも感じていた。そこで気持ちを切り替えて、次のパックを止めることに集中してプレーした。チームも少し疲れが見えて、第2ピリオド以降押し込まれるシーンも見られたが、第3ピリオドに入る前は、皆で「気持ちを前面に出して向かって行こう。」と話しあっていた。その部分で、またファンに後押しもあって、勝ち点がとれたと思う。キルプレーも多かったが、皆一生懸命
ブロックショットしてくれた。若いDFが多いが、一戦一戦よくなってきていると思う。個人の能力に
頼らず、皆が役割を理解して、勤めを果たしている。GWSの場面は、相手との間合いとパックを最後
まで見続けて我慢するということを頭に入れていた。今回ゆっくり入ってくる選手が多かったので、個人的にはかみ合っていなかった。いつもPSの場合は、相手GKの動きを見たくないので、味方のシュートを見ないようにしている。歓声だけで判断しているが、「頼む頼む」と思いながら下を向いていたが、
味方がこんなにも決めてくれたので、頼もしかった。試合後、シューターにお礼を言った。勝ち点2とは
言え、連勝中なので、このムードを韓国遠征にも持っていきたい。ハルラは攻撃力がすごいので、厳しくなることは、承知している。それまでに、修正するところは修正して、モチベーション高く行けるのは、大きいと思う。

#91 齋藤毅選手

相手は、リーグ6試合目なので、すごい気迫で向かってきていた。厳しい展開になるのは、予想されてい
たが、取りこぼさなかったのは、チームが成長している部分である。失点した後でも、ベンチで声を掛け合ったりして、前向きな雰囲気が出ている。アジアリーグ通算400試合達成は、あまり意識はしていな
かったが、まだまだチームには大先輩がいるので、毎年毎年先を見ずに、一生懸命頑張りたい。兄弟で
長くアイスホッケーに携われるのは、すごく幸せなことなので、色んな方々に支えてもらって、感謝している。このチームが日々成長して、バックスが強くなったというように認識してもらえるようなチームの、かけ橋になりたい。なので、若い選手が成長して、強くなるために、今見せれる物は全て見せていきたい。そして、将来いつもバックスが上位にいるようなチームにしていってほしい。もちろん、まだまだ若い選手には負けるつもりはない。

#10 マーク・ディレイゴ選手

3試合の中で、いい状態ではなかったが、勝ち点2を取れて、嬉しい。開幕前の目標は勝ち点9だったが、勝ち点8になったが、満足している。個人的なパフォーマンスについては、毎試合ゴールを狙っているが、開幕3戦で3ゴール(GWG除く)で、チームに貢献できたと感じている。GWSの場面は、1本目でいい形で決めたので、残り2本同じようにして、決まってよかった。第2ピリオドは、疲れも見られ、両チーム苦しんだ。もっとシンプルに、相手ゾーンでプレーしたら、もつれる結果にならなかったかもしれない。

#6 室谷徹選手

試合に出た時は、シュートを打つことを第1に考えている。アジアリーグ初ゴールについては、プレッ
シャーにもなっていたが、昨シーズンオフから、地元でトレーニングを重ねて、それが間違っていなくて、結果につながったと思う。得点して、ベンチに戻って、チームメイトから祝福された時は、皆喜んでくれて、嬉しくて泣きそうになった。今日の試合は、両親が観に来てくれていて、昨日「ゴール決めてよ。」と言われて、親の目の前で決めることができて、嬉しい。きっと喜んでくれていると思う。富山県初のアジアリーガーで、地元の人も喜んでくれていると思う。記念のパックは今野選手からもらい、親にあげたいと思う。

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