2025-2026シーズン9.13 SAT

レッドイーグルス北海道1

H.C.栃木日光アイスバックス
HOME
3 TOTAL 1
レッドイーグルス北海道
AWAY
0 1P 1
2 2P 0
1 3P 0
①11.大津(48.清水、9.佐藤)
②29.伊藤(17.ヤッコ、14.鈴木円)
③81.鈴木健(13.出口)
得点 ①8.高橋(22.中島、34.橋本)

■藤澤悌史HCコメント

各ライン、そして個々の選手がそれぞれの役割をしっかり果たしてくれたという印象です。開幕戦がホームでのイーグルス戦ということで、選手たちにも多少のナーバスさはあったと思いますが、それをしっかり実行に移してくれました。 特に大塚には大きく助けられました。最初の失点を抑えられたことが、今日の勝因のひとつだと思います。イーグルスはディフェンス力の高いチームで、フリーでチャンスを作るのは難しい相手ですが、得点が欲しい場面で数検斗をはじめ、決めるべきところで決められたのは大きかったです。期待通りの働きでした。 100周年だからといって特別なことをするのではなく、日々の練習や試合で良いものを積み重ねていく。その先に我々が目指すタイトルがあると選手たちには伝えています。スタートとしては最高の形だったと思います。 また、今日に関して言えば、イーブンプレーの場面では大きな決定機を与えなかった点も評価できます。ただ、イーグルスにはスキルの高い選手が揃っていますし、必ず修正してくるはずです。我々もさらに精度を高めていかなければなりません。今日は守りきれましたが、次戦以降も簡単にはいかないと思っています。

■鈴木健斗選手コメント

ミスが少なかったのが一番大きかったと思います。自分たちがやってきた練習の成果が試合でしっかり出せて、それが大きな自信につながりました。「自分たちのやり方は間違っていない」と証明できた試合だったと思います。 目の前で出口選手が体を張ってくれて、相手選手と絡んだ隙に、足元を狙ってシュートしました。キーパーの視界も遮られていて、うまく入ってくれました。練習していた形ではないですが、仲間が信じて犠牲になってくれたからこそ生まれたゴールでした。 選手だけでなく、会社やファン、これまでアイスバックスに関わってくれたすべての人の思いを背負って戦うシーズンです。ただ、重く考えすぎると動きが悪くなるので、僕たちは目の前の1試合に全力を注ぐだけ。結果的に100周年の開幕戦で勝利できたのは本当に嬉しいです。

■大津晃介選手コメント

先制を取られると試合は難しくなりがちです。そこで我慢しながら一佐が本当に良いセーブをしてくれて、そこから追いつき、逆転勝ちできたのは理想的でした。しかも失点は1点だけ。それも非常に良かったと思います。 100周年という特別なシーズンで、どんな雰囲気なのか楽しみにしていましたが、実際はいつもと変わらない熱気あるリンクでの開幕戦でした。 特別に気負うというより、普段通りの環境でホッケーができて、ファンの皆さんと一緒に楽しめたと思います。ピンチの場面もありましたが、早い対応で切り抜けられたし、リバウンドを多く叩かせない守りもできました。最後には一佐が大事なセーブを見せてくれて、若い一佐に助けられる場面もあり、本当に心強かったです。 今季で10シーズン目になりますが、特別に変わることなく、いつも通りの感覚で試合に入りました。控室ではルーキーも多いので、気持ちが入りすぎて空回りしたり、必要以上のプレーにならないよう、「リラックスして楽しもう」と声をかけました。僕自身もその気持ちで臨めました。

■大塚一佐選手コメント

勝ちたいという思いで臨みました。少し反省点もありますが、それ以上に楽しめた試合でしたし、コンディション的にも良かったと思います。特に第3ピリオドの攻めは、フォワードもディフェンス陣も含めて全員がしっかり守ってくれたので、危ない場面も少なく、自分としても守りやすかったです。チームとしてはかなり完璧に近い内容だったと思います。 もちろん細かいミスはありましたが、全体的には良かったです。このオフは海外キャンプにも参加しましたし、やはり試合は日々の練習の積み重ねが出るものだと実感しています。試合中に特別なことを意識していたわけではありませんが、映像を見返すと、去年に比べて無駄な動きが減り、リバウンド処理なども改善できていると感じました。 数字よりも内容にこだわりたいです。昨シーズンは勝てた試合を落としてしまったり、最後にプレーオフを逃したりして、優勝をつかめませんでした。だからこそ「チームを勝たせられるキーパーになる」ことを目標に掲げています。

PHOTO GALLERY