プレイオフ2015-20163.6 SUN

プレーオフ ファーストラウンド第2戦

日本製紙クレインズ
HOME
5 TOTAL 3
H.C.栃木日光アイスバックス
AWAY
1 1P 1
1 2P 2
3 3P 0
得点 ①#10 ディレイゴ(#9、51)
②#13 岩本   (#10、51)
③#23 鈴木   (#9、51)

岩本裕司監督のコメント

昨日の試合を受けて、1対1のバトルでしっかり戦おうという話をして、立ち上がりから全員アグレッシブにチェックにいっていた。気持ちでも負けることなく、いい流れで、第3ピリオドまで展開することができた。その中で、チャンスが多くあったが、そこで決めることができなかったのが最後まで影響した。相手の方が、シンプルに向かう意識で上回っていた。第3ピリオドは、気持ちが守りに入ってしまって、パワープレーが多く、主力選手の足が止まってしまっていた。昨日は緊張で、頭が真っ白の中でホッケーをしていた。ビデオを見ても、いつもチェックにいっているところでいけていなかったり、相手に絡むところで絡めていなかったりが多かった。今日は、そこを注意しながら、シュートを多く打って、ゴールに意識が向かっていて、いつものホッケーをするべく、切り替えができていた。相手の守りも厳しい中で、形としては、いい形でシュートまで持って行くことができていた。角度のないところからのシュートもあったが、チームとして、向かっていけていたと思う。ダメ押し点が決められなかったのが、相手に勢いをつけてしまった。守りの部分では、ピリオドの最後に失点してしまったのが悔やまれるが、相手に走られて、自由にプレーをさせてしまったが、しっかりバックチェックにもいけていた。5人がコンパクトに動くことができていた。守るべきところは守って、ゴールに向かう意識も高くなった。パックを動かすのも早く
なった。チーム全員が理解して、勝つためのホッケーが構築され始めている。また若い選手がプレーオフを経験することができたので、来シーズンへつなげたい。選手には、一年間お疲れ様という言葉を掛け、プレーオフに連れてきてくれたことも、感謝したい。今日はバックスらしい試合ができたし、ホッケーもできた。その中で、勝てなかったのは、まだどこか足りないところがあるので、この悔しさを胸に刻んで、来年の成長へつなげてほしいと話した。

#16 齋藤哲也選手

昨日の試合を繰り返す訳にはいかない中で、いつも通りのプレーをしようと声を掛けて、臨んだ。途中まではいいホッケーができていたが、60分間続けれなかったのが、60分間通して集中して戦うという課題が出てしまった。悔いの残る試合となった。シーズンは終わってしまったが、次に向けて反省するべきところは反省し、この経験を活かして次につなげなkればならない。意味のあるシーズンにしたかったし、意味のある敗戦にしなければならない。第3ピリオドでは、バタバタすることが多くなった中で、修正することができなかった。シーズンでは、勝ち数を伸ばし、成績も伸ばすことができたが、もっと伸びないといけないと感じている。しかし、そこに満足することなく、他のチームの倍成長しなければならないと、
強くなれない。この悔しい負けを忘れてなならない。次につなげるようにしないといけない。

#44 福藤豊選手

昨日の試合が、あんな形で終わってしまっていたので、今日の戦いが昨日できていれば、今日の試合も
違ったものになっていたと思う。若い選手にとってもいい経験となったと思うし、ここが終わりではないので、この経験をひとりひとりがよく考えて、次につなげていくしかない。個人的にも、昨日の第1ピリ
オドで試合を決められてしまう形になってしまったので、今日は、いい緊張感と、いつも通りプレーすることを心掛けて臨んだ。変に神経質にならずに、今まで通り試合に入った。昨日はファーストシュートで失点してしまい、そこでチームに焦りを与えてしまった。負ければ終わりという中で、この試合に掛ける想いも皆強かったと思う。自分達のプレーができれば、ここまでタイトな試合ができて、勝つチャンスがあるということが、この試合では証明することができただけに、悔しい。負けて経験することもある。その中で、勝って経験することもそれ以上あると思うので、チームが強くなるためには、勝った時の経験をもっともっとしていかなければならないと感じている。

#74 河合龍一選手

昨日の反省を活かし、試合を壊さないように、プレーオフを大事に戦うということが悪い方向にいってしまったのが、チーム皆が大事にいきすぎたのを、今日はハードにいって、反則やミスを恐れずに1対1で
強く戦うことを意識を持って臨んだ。ゲームプラン通りに展開できているという実感があった。その中で、60分間通して継続できなかったのと、3-1という状況を自分達で作り出した中で、逆転される展開は、シーズンでも何度もあった展開にしてしまった。個人的にも、この2試合チームに貢献することができなくて、悔しいデキであった。自分の勢いや、持っているキャラクターをもっと出せれば、昨日のような展開にはならなかったかもしれないし、その大事な場面でペナルティーボックスにいたのも自分であった。チームに声を掛けたり、姿勢で見せることができなかった。時間を有効に使うのか。それには、相手の攻撃力に耐えることができるかなど、シーズン中でも、2点差で勝っている場面で、第3ピリオド残り
4分前後での失点が気になっていた部分を、もっと徹底しなければならない。どれだけ守ることを徹底してできるか、ブルーラインを出すために、パックに食らいつけるか。そういったところを多くなれば、バックスのディフェンスは強くなれると思う。その覚悟を相手より上回るようにしなければならない。相手は最後まで余裕を持って、こちらがミスするのを淡々と待っていた印象であった。それをさせないためにも、何かを掴まなければならないと感じた。状況や点差に応じて、どういう方向性でいくのかを発信できなかったのは、反省点であった。自身としては、いつもプレーオフに出る時は、いつも通りの気持ちで、少し気を引き締めてプレーすることを心掛けている。その中で、チームとして、釧路に入る時から堅さを感じていた。昨日の結果を受けて、自分も含め、経験のある選手が、ネガティブなものに引っ張られないように、何かできることがあったと思う。今日は、岩本選手や若い選手が活躍する中で、自分達も引っ張られるようにいい勢いに乗ることが必要だった。今日の経験を、もっと自分のものにすれば、チームとして成長できると感じた。今回のプレーオフで、自分の足りない部分、弱い部分が見つかったシリーズと
なった。勢いのあるプレーをして、チームメイトに伝えるのではなく、自然と伝わるような勢いのある
プレーをしなければならない。来年の課題にして、レベルアップしていきたい。色んな個性がある中で、チームがまとまり、ついてきてくれた若手選手、監督の気遣い、全員が諦めずにプレーをしたと思う。そう言ったメンバーに何かを残せれば、選手の糧になったと思う。真っ直ぐ強いチームを目指して、これからも進んでいきたい。

#7 福沢直哉選手

昨日はレギュラーリーグでないプレッシャーがチーム全体に掛かって、今までプレーオフを経験したことがない若い選手が多い中で、今日勝ちたかったが、全員がいい経験になったと思う。次につなげてほしい。自身としては、大きく声を出して、和らげることを心掛けたが、流れを変えることができなかった。シンプルにプレーしなければならないところを、つなげてしまったり、難しいプレーを選択してしまった。スタートからいい動きができたし、皆が勝利を信じてプレーした結果がいい試合につながったと思う。今日で現役最後の試合になったが、日光でのセレモニーをしてもらい、まだシーズンがあり、勝って日光に戻るためにプレーをしたが、終わってしまったのかという気持ちでいる。日光の皆さんの前で
プレーがしたかった。約束が果たせず、申し訳ないの一言である。来年プレーオフに出場した時に、この経験を活かせると思うので、来シーズンにつながったと思う。

#23 鈴木雄大選手

今日勝たなければならない試合であったので、得点シーンで決めれて、嬉しかった。自分の簡単な反則で、キルプレーになり、残りの時間は、何としても取り返そうと思ってプレーをした。今シーズンは、
今日のような試合を毎試合続ければ、自身としてももっとチームに貢献できたと思っている。個人の結果に満足はしていないので、しっかり来シーズンへ向け、練習をしたい。

#13 岩本和真選手

昨日全く自分達のホッケーができなかった中で、今日は変えることがはっきりしていた。しっかり相手に絡んで、簡単にパックを通させないなど、細かいことを話し合って、スタートから相手に絡んでいって、簡単にプレーをさせなかった。細かいことをしないと、勝てないので、そこに注意した。ゴールに向かっていたし、外側でプレーすることがなく、1番手、2番手、3番手の選手がしっかりポジショニングすることができていた。相手のDFがパックを持って上がってくることが分かっていたので、ニュートラルゾーンでの対応もできていた。立ち上がりから、チャンスが多かった中で、決めていれば、違った展開にすることができたと思う。第3ピリオドでも自身にチャンスがあって、もっと力があれば、チームを助けることができたと思う。その中で、パワープレーがあった分、その後キルプレーも来ることが予想されていたので、そこでの決定力の差が出た。今シーズンはアシスタントキャプテンとして、どれだけチームに貢献できたかは分からないが、ここまで2シーズンで教えてもらってきた経験を、プレーに活かすことができた。いいステップの年となったと思うので、チームが苦しい時に点が取れるような選手になりたい。

#28 大津夕聖選手

今日は、昨日のような試合をファンの皆さんに見せるわけにはいかないという強い気持ちで臨んだ。個人的にも、ミスを少なくすることを意識して臨んだ。昨日できなかったことは、今日守りでできていたと思う。しっかり守れて、しっかり攻めに繋げることができていて、立ち上がりはいいスタートが切れたと思う。そこから崩されてしまったのが、敗因となった。第3ピリオドの同点になった場面では、失点をしては負けてしまうので、3-3のまま、もしくは、狙えたら狙うという方向性であった。まずはディフェンスを
しっかりしようと話し合った。今シーズンは、出場数も大きく増え、初めての経験だったが、来年再来年へつなげ、上のセットでプレーしたいと思う。その半面、もっともっと経験を積んで、成長したい。

試合後選手インタビュー

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