H.C.栃木日光アイスバックスは、2017-2018シーズンの新体制として、アリペッカ・シッキネン
ヘッドコーチ、藤澤悌史アシスタントコーチの就任が決定いたしましたのでお知らせ致します。

なお、バーク・ヘンリーアシスタントコーチは、契約満了により、退任が決定致いましたので、
合わせてお知らせいたします。
バークアシスタントコーチは、NHLの経歴もあり、2013-2014シーズンをアイスバックスで
プレーし、現役引退。
その後2014-2015シーズンより、アイスバックスのアシスタントコーチに就任し、初年度には、
第82回全日本アイスホッケー選手権にてチームを初のタイトル獲得、2016-2017シーズンには、
チームをプレーオフセミファイナルへ導きました。

プロフィールに関しましては、下記を参照下さい。

【新体制について】
ヘッドコーチ、アシスタントコーチの選定について、チームとしては、新シーズンへ向けて、
強化と育成を主軸に置き、選定を行いました。その中で、業務提携先であるフィンランド1部
「タンパレ イルベス」に要請するとともに、エージェントからの紹介など、国内外複数の
候補者の中で浮上してきたのが、ホッケー大国であるフィンランド人のシッキネンヘッドコーチ、
そして女子日本代表でも指導経験のある藤澤アシスタントコーチでした。

【シッキネン ヘッドコーチについて】
シッキネン ヘッドコーチは、クラブのU20指導経験もあり、近年はトップチームのアシスタント
コーチ経験など、指導歴も長く、ホッケー大国フィンランドの育成システムにも精通しており、
特に守備面で高い評価を受けています。経験からクラブでの継続した強化と育成の目線を持ち、
チームが新体制で求める要素を兼ね備えた人物です。
また、選手を第一に考え、丁寧で適切な指導ができる人材との評価を受けており、強く組織的な
チーム作りと同時に、地域、ジュニア世代へもその効果が及ぶことに期待しています。

【藤澤アシスタントコーチについて】
藤澤アシスタントコーチは、古河電工アイスホッケー部からアイスバックスを経た選手経験を
持つことから、クラブ創立の精神への理解者でもあり、長年指導者としてナショナルチームを
率いた経験もあります。
その経験をチームに生かしてもらうこと共に、攻撃面においての新監督と共に力になってもらう
ことを期待しています。

【チームが目指す方向性について】
新体制で、「強化」の部分では、積み上げてきた「ハードワーク」、「チームファースト」の
土台をさらに高いレベルへ押し上げるためにも、世界基準のアイスホッケーのトレンドを
取り入れ、新たなホッケーの知識や戦術を積み上げるとともに、若い選手が多いチームに、
新しい知識や細やかな戦術を注入していくことを期待しています。
育成では、世界から孤立しつつある日本のアイスホッケー界への危機感から、まずはアイス
バックスが、世界のスタンダードを学ぶことと、さらにはそれを地域のチームに還元して
いきたいと考えています。

■ARI-PEKKA SIEKKINEN(アリペッカ ・シッキネン )
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■生年月日:   1965年1月12日生まれ、 ユヴァスキャラ フィンランド
■選手経歴:   JYP HT(Liiga)→Västerås IK(SHL)→Kiekko-Espoo(Liiga)→
         Blues(Liiga)→JYP(Liiga)→Hannover Scorpions(DEL)→
         HC Bolzano(Italy)
■過去の主な実績:世界選手権 フィンランド代表 1回
■指導経歴:   2002~2005  JYP U20 アシスタントコーチ
         2005―2006  JYP U20 アシスタントコーチ
                 JYP    アシスタントコーチ
         2006~2011  JYP    アシスタントコーチ
         2011―2012  KalPa   アシスタントコーチ
         2012―2017  JYP    アシスタントコーチ   
※アシスタントコーチでは、ゴーリーコーチとアシスタントコーチ、
 そしてチームリーダーを兼任していました。   
■アリペッカ・シッキネン ヘッドコーチコメント:
「私はアイスバックスとの契約を結べて大変うれしく思います。チームフロントの
 新しい大きな挑戦する精神を誇りに思います。スピーディーで現代的なフィンランドの
 アイスホッケーを皆様にお届けしたいと思います。
 私にとっても新たな文化での挑戦になりますが、アイスホッケーは世界で同じです。
 良いチームの精神とハードワークを私たちも重んじてチームを作りをしているので、
 その日光のアイスホッケーがさらに高まるようにしていきたいと思います。
 この機会を頂けことを光栄に思い頑張ります。よろしくお願いします。」

■藤澤 悌史(ふじさわ よしふみ)
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■生年月日:   1976年2月12日生まれ、 北海道釧路市
■選手経歴:   釧路緑ヶ岡高校→西武鉄道アイスホッケー部→カルガリー・カナックス(AJHL)→
         アラスカ ゴールドキングス(WCHL 現ECHL)→古河電工アイスホッケー部→
         日光アイスバックス
■過去の主な実績:アジア・オセアニアJr.     日本代表 2回
         世界Jr.選手権         日本代表 3回
■指導経歴:   2010 U16男子強化コーチ
         2011 女子日本代表アシスタントコーチ/U18女子日本代表監
         2012 女子日本代表アシスタントコーチ/U18女子日本代表監督
         2013 女子日本代表アシスタントコーチ/U18女子日本代表監督
         2014 女子日本代表アシスタントコーチ/U18女子日本代表監督
         2015 女子日本代表監督/U18女子日本代表監督
         2016 女子日本代表監督/U18女子日本代表監督
■藤澤アシスタントコーチコメント:
「この度、アイスバックスとコーチ契約を結ぶこととなり、アイスバックス起ち上げ
 当初の一員として現役でプレーさせていただき、再度アイスバックスに携わり
 チームをサポートすることを非常に光栄に思います。
 新体制の下、常に進化を続けるバックスホッケーの為に、そして、厳しい時期を知っている
 一人としてアイスバックスの発展を支えて来られた、ファンの皆様、スポンサー各位、
 チームに関わる全ての方々の意志を継承し今後のアイスバックスの発展に全力を
 注いでいきたいと思います。」

■バーク ヘンリー (Burke Henry)
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■生年月日:1979年1月21日生まれ、 カナダ出身
■選手経歴:ブランドン(WHL) → ハートフォード(AHL) →セントジョーン(AHL) →
      ノフォーク(AHL) → シカゴブラックホークス(NHL) → ノフォーク(AHL) →
      シカゴブラックホークス(NHL) → サンアントニオ(AHL) →ミルウォーキー(AHL) →
      ザルツブルグ(オーストリア) →タンパレ(フィンランド) →
      リンシェーピング(スウェーデン) →オールボー(デンマーク) →
      フリント(IHL) → リュブリャナ(オーストリア) → プレーリーサンダー(マニトバ) →
      ズノイモ(オーストリア) →H.C.栃木日光アイスバックス
■ドラフト:1997年 3巡目73位 ニューヨークレンジャース(NHL)
■優勝歴: 2012-2012 アレンカップ チャンピオン
■指導経歴:2014-2015 H.C.栃木日光アイスバックス アシスタントコーチ
      2015-2016 H.C.栃木日光アイスバックス アシスタントコーチ
      2016-2017 H.C.栃木日光アイスバックス アシスタントコーチ
             日本男子代表        コーチ