H.C.栃木日光アイスバックスは、本日アイスバックスジムにてFW#23 鈴木雄大選手の
入団会見を行いました。会見では入団の経緯や、本人より入団への意気込みなどを
お話しました。

また会見では日本製紙クレインズよりFAの権利を行使して移籍を希望していた
FW鈴木健斗選手の獲得を発表しました。
鈴木健斗選手の背番号は「81」に決まり、2選手は7月1日よりチームに合流します。

会見の様子

 

土田 英二チームディレクターコメント

 鈴木雄大選手の入団会見ではありますが、本日新たに日本製紙クレインズより
 鈴木健斗選手の獲得することが決定しました。入団への経緯としては移籍市場で
 編成を進めるにあたりまず雄大選手と交渉を始めました。雄大選手の入団が
 決定した中で、健斗選手も一度はフォクシーズ(札幌)に入団を考えていたよう
 でしたが、トップリーグでやりたいという話を聞き、本人と交渉を始めました。
 契約上の問題等ないということだったので、兄弟でアイスバックスに入団して
 頂くことになりました。
 
 雄大選手の入団についてはまたアイスバックスに戻ってきてくれたことはとても
 意味のあることです。
 バックスで最初にキャリアを始めてくれた選手が一度退団になったものの、
 韓国のチームへの道を自分でものにし、いい形でキャリアを重ねてくれました。
 
 移籍に関して戻るならアイスバックスでプレーしたいという
 言葉をもらいました。そういった選手がまた戻ってきてくれたことは我々のような
 プロチームにとってありがたいことだと感じています。2年前に得点王になり、
 チームの得点力アップにつなげてほしいです。成長した所を見せてほしいと
 期待しています。
 ここから腰を据えて長くアイスバックスでプレーしてもらいたいです。
 鈴木健斗選手は移籍市場がオープンになった中で出身でもある札幌でのプレーと
 悩みや葛藤があったと思います。そういった中で雄大選手からその情報をもらい話す
 きっかけをもらいました。
 
 話をしていてトップチームでのプレーへの飢えを感じました。プレースタイルも
 スピードがあって勢いをもたらしてくれる選手だと思います。チームにとって
 熱を持った選手が入ってくれることはいい影響をもたらしてくれると期待しています。

鈴木 雄大選手コメント

 再入団することになり、3シーズンぶりにアイスバックスに戻ってこれて嬉しいです。
 チームのために体を張ったり自分のできることをして勝利に貢献したいです。
 デミョンに移籍してNHLで監督経験のあるトップの指導者から学ぶことがありました。
 デミョンでの2年間で気持ちの部分や、一つ一つのプレーの価値観も変わりました。
 
 学んだことを若い選手に伝えていけることも多くあると思います。プレーで
 大事な部分を教え、自分でも示していきたいです。5年間バックスに在籍した中で
 日光が好きで、また熱いファンの前でプレーしたい思いがありました。その中で
 弟と一緒にプレーできることも移籍の決め手となりました。今アイスバックスでは
 パスをつなぐフィンランドホッケーです。
 
 相手チームとして対戦していて個人的にもチームに合っていると感じて見ていた。
 5年前にフィンランドのキャンプに参加した時も手ごたえを感じました。
 氷上練習などで実際にやってみてではありますが、楽しみにしています。
 ファンの皆さんには、前に在籍していた時の自分と違うプレーが見られると思います。
 成長した所を試合会場で是非見てほしいです。兄弟でプレーすることについては、
 各カテゴリーで一緒にプレーをする機会がなかったので、アジアリーグの中で一緒に
 プレーをしたいと思っていました。
 今回一緒にプレーすることが実現しうれしく思います。自分の力にもなりますし、
 弟に負けたくないです。

鈴木 健斗選手コメント

 今シーズンよりアイスバックスに入団することになり、うれしく思います。
 日光の熱いファンの皆様の前でプレーできることを楽しみにしています。チームの
 全日本選手権優勝とアジアリーグ優勝の2冠を目指して力になれるように頑張ります。
 
 学生の時からアイスバックスのホッケーを見ていて、現在のシッキネンヘッドコーチが
 きてからすごく変わったと感じています。学生の頃から熱いファンの前でプレーが
 できればと思っていました。兄パ一緒にプレーができるので2冠達成の手助けに
 なりたいです。
 
 アイスバックスはパスホッケーケーが主体で連携を大事にしていると対戦相手として
 感じました。ファンの皆さんには、得点に絡むプレーや、あと1点守りたい時の
 体を張るプレーを見てほしいです。5歳離れている兄はいつまでプレーできるか
 分からないのでチャンスがあるならば一緒にプレーしたいと思っていました。
 今回はその機会になると思います。歳が近い選手も多くいるので、チームに
 早く溶け込めるようにしたいです。
 
 日本製紙の廃部の時に日光のファンは署名活動に協力してくれたりして
 僕たちの力になりました。その恩返しをアイスバックスの一員・選手として
 かえしていければと思います。