H.C.栃木日光アイスバックスは、本日アイスバックスジムにて
FW#38 柚木辰徳選手の入団会見を行いました。


会見でのコメントは下記の通りになります。

土田 英二チームディレクターコメント

 柚木選手はアイスバックスのジュニアチームに属していたこともあり、海外で
 プレーしている間にもオフの時期には練習できる環境がなかったということも
 ありチームの練習にも参加していました。関係性が深くなる中でこの度新戦力として
 入団が決まりました。高校卒業後本人の進学の希望が決まっていない中で帰国後
 話し合いを重ねて今回の結論に至りました。若くて将来性のある選手だと評価して
 います。近年にない大型のFWになるので、体格を活かしながらチームを引っ張る
 プレーに期待しています。
 
 小さい頃かから日光で過ごし、我々の近い所で育ったということもあり、毎年
 夏には練習にも参加していた縁があります。一緒に過ごしてきた時間が多いので
 チームにも溶け込むのが早いと思います。そういった中で自分を出していって
 ほしいです。

柚木 辰徳選手コメント

 アイスバックスというチームは自分にとってアイスホッケーを始める
 キッカケとなったチームです。ずっと応援してきたチーム、憧れのチームで
 プレーできるチャンスを頂いたことを光栄に思います。
 ルーキーですが下からチームを押し上げて少しでも貢献できるように頑張り
 たいです。
 
 アイスホッケーは兄の影響もあり3才頃から家でスティックを触っていました。
 プレーの持ち味としては身長を活かして力強いプレーができると思っています。
 またシュートも自信があります。
 持ち味をまずは試してみて、まだまだリーグでは足りないかもしれないので、
 トップリーグで通用するように持ち味でもあるが、さらに強化していき
 たいです。海外ではリンクのサイズが小さいのでプレッシャーがはやい中で
 状況判断を早くすることや、積極的にシュートを打たないと評価につながら
 ない部分を学びました。またコーチの意図をいかに理解してプレーで表現
 できるかも勉強になりました。
 
 アイスバックスでは2年前に監督が変わり違うスタイルのホッケーになっている
 中で、スケートが得意ではないが、チームの核としてスケートを掲げているので
 自分には足りていない部分であると感じています。個人としては強化していき
 たい部分でもあります。
 
 目標としては少しでもチームに貢献すること、チームの勝利のために全てを捧げ
 たいです。将来は日本代表に選出されるような選手になりたいです。
 活躍してオリンピックに出たいです。
 目標としている選手は昨年まで在籍していた齋藤毅選手です。毅選手の確実に
 ポイントにつながるゴール前での強さや勝負強さを夏場だけですが練習で一緒に
 プレーをさせてもらい感じていました。
 齋藤毅選手のように勝負所で決めて、大事な所でチームを勝利に導くことが
 できる選手になりたいです。
 
 アジアリーグはリンクが大きい分スケートの技術が高いと感じています。
 スケートしないと相手に追いつけなかったり、パックが取れなかったりになる
 ので、スケートの技術が高くスピードも速いと感じています。
 際での強さやパックの争奪やゴールへの姿勢で執念の違いが学生時代との違い
 だと感じています。
 背番号は宇都宮ブルーインズでつけていた4つの内の一つが「38」で、渡米した
 際にロッカールームに「38」が置いてあったので、そこから4年間つけました。
 アイスバックスでも同じ背番号にしようと希望しました。
 
 開幕へ向けて監督・コーチとコミュニケーションを取って、したいホッケーや
 求めているプレーをしっかり理解していきたいです。その中で足りない部分を
 補って、それプラスアメリカで培ってきたシュートまで一人で持っていく力や
 打開する力を混ぜていきたいです。
 プロとして結果を残さなければ終わるという厳しさは自覚しています。その中で
 チームを第一に考えながらも、いかに自分を出せるかが大事になります。