6月23日(火)アイスバックスジムにて相馬秀斗選手の退院報告会を行いました。
新型コロナウイルス感染症の感染から入院し、入院中、退院後の生活について
話をしました。


コメント・質疑応答の内容は下記の通りになります。

土田英二チームディレクター

 相馬秀斗選手が新型コロナウイルスに感染しまして、ご心配とご迷惑をお掛けしました。
 無事に退院をし、日光に戻ってくれて安心しています。チームとしては対応の
 ガイドラインを設定し、それに沿って対応をしてまいりました。シーズンオフで
 健康管理を選手に任せていたが、もう少しチームとしてもできることがあったのでは
 ないかと反省をしている。

相馬秀斗選手

 この度はたくさんの方にご心配とご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
 医療従事者の方がには大変お世話になりました。自覚のなさや甘さが今回
 このような結果になったことを真摯に受け止めて、改めて社会人としての
 自覚をもう一度持ち生活していきます。
 そして応援して下さっている皆様にリンクの上でプレーで示していけるように
 していきたいです。

質疑応答

体調の異変について

 5月1日の夜にいつもと違うと感じていた。翌朝起きると発熱があった。関節の痛みや
 だるさがあった。味覚障害などはなかったが、熱があり風邪かなと思った。陽性反応が
 出た時は、ニュースなどで症状などを確認していたので、どうなるか分からない不安があった。
 ショックで言葉が出なくて日光に帰ることができず練習ができない状況になり不安が続いた。
 入院中は部屋から一歩も外に出られず、PCR検査が2日に1回あり、それ以外は自分の時間を
 過ごす10日間あった。熱が下がってからは無症状であったが、普通に生活していても
 ウイルスを体内に持っていることが恐ろしいと感じた。いつ誰がなってもおかしくない
 部分も怖かった。体重は3、4キロ落ちた。体力面はこれからチーム集合までに戻していきたい。

実名での公表について

 チームとして本人とは事前に相談をして判断をさせてもらった。他の競技の報道を
 参考にさせてもらう中で、我々のクラブでどうするべきかという点でセルジオ越後
 シニアディレクターとも話をした。感染経路が分からない中、クラブとして誠実に
 情報公開をするためにも、最初から実名で公表する形で進めた。公表後ニュースを
 知って友人から「大丈夫か?」といったメールなどがあり、心配してもらっているのは
 心の支えになった。

今シーズンへ向けて

 現在県をまたぐ移動が可能になって人の交流が増えると思うが、だからこそより
 一人一人が対策を徹底していけば感染拡大を防ぐことができると思う。
 チームメイトやスタッフ、ファンの皆さんにご迷惑をお掛けしたので、リンクの上で
 プレーで示すしかない。昨シーズンよりも活躍して、今シーズンはリーグ優勝、
 全日本選手権連覇したい。