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    「ジャパンカップ2021 後期第2戦 横浜GRITS戦」についてのご報告

平素よりH.C.栃木日光アイスバックスを応援いただき、誠にありがとうございます。

さて、先達て皆様にご報告をいたしました、12月12日(日)の「アジアリーグ ジャパンカップ2021 日光アイスバックス 対 横浜GRITS 後期第2戦」にて発生したラフプレーに関する諍いについて、進捗がありましたのでご報告をいたします。
※該当試合についてはこちらの試合動画をご覧ください。
https://youtu.be/fnmKMfA17xE?t=5494

12月13日(月)に弊クラブより提出した「審議願い」について、12月20日(月)にアジアリーグ審議委員会より以下の回答がございました。

以下、審議委員会からの回答となります ※原文抜粋 審議委員会の許諾を得て掲載しております。

12月12日(日)の H.C.栃木日光アイスバックス vs 横浜グリッツとの試合について、12月13 日 付で、横浜グリッツNo19 秋元デニス選手のプレーを起因として発生した担当について、処分の撤回、 追加処分およびアジアリーグ(審議委員会)としての明確な説明を要求する審議願が提出された。

アジアリーグアイスホッケージャパンカップ審議委員会に提出された書面、及び試合映像を確認し、再度、レフェリー委員会にも聞き取りを行い、審議した結果、下記の通り決定いたしましたので、通知いたします。

【審議委員会裁定1】
 アイスバックスから指摘のあった横浜グリッツ 51番濱島選手の「サードマン・イン」については、 既に争っているエリアにいたため、ルール上のサードマン・インには当たらない。また、アイスバックス9番佐藤選手のサードマン・インの判定は正しいと判断する。

【審議委員会裁定2】
 アイスバックスから指摘のあった横浜グリッツ19番秋本選手の「いさかいの扇動者」についてオン アイスオフィシャルは確認していない。プレー中に起きたペナルティ条項 46.1 ファイティングにてGMを課している。このため、横浜グリッツ 19番秋本選手はペナルティ・ガイドライン No,1.9 にて 追加処分試合1試合出場停止とする。※2回目のGMのため 2試合の出場停止

【審議委員会裁定3】
 グリッツから指摘があったアイスバックス 9番佐藤選手の「イリーガルチェッキン・トゥ・ザ・ヘッ ド」について担当レフェリーがビデオで確認したところ当該すると認められる。審議委員会ではこの 判定を認め、試合中に科されたペナルティ条項 46.7 サードプレーヤーイン GM によりペナルティ・ ガイドライン No,1.12 による追加処分1試合、「イリーガルチェッキン・トゥ・ザ・ヘッド」による ペナルティ(条項 48.5MP)によるペナルティ・ガイドライン No,2.5 による追加処分1試合、計2試合の出場停止とする。

なお、アイスバックスから指摘のあった横浜グリッツ19番秋本選手のSNS発信については別途報告する。

以上

上記となります。
補足となりますが、【審議委員会裁定1】および【審議委員会裁定2】については、アイスバックスより提出した審議願いに対しての回答、【審議委員会裁定3】については、横浜グリッツより提出された審議願いに対しての回答となります。審議案件の対象が同プレーだった為、同一文章にての回答となったと思われます。
※「GM」: ゲーム・ミスコンダクト•ペナルティ(残り時間退場のペナルティ)
※「サードマンイン」: すでに進行中のいさかいに最初に介入したプレーヤー(サードプレーヤーイン)には、レフェリーの裁量により、ゲームミスコンダクトペナルティが科せられる。
※「イリーガルチェッキン・トゥ・ザ・ヘッド」:頭部または頸部へのチェック。偶発的なものを除きマッチペナルティ(直ちに試合退場および代替選手には5分間の退場)が科せられる。

本回答を受けアイスバックスといたしましては、再度、レフェリーを始めとした競技関係者の皆様へのリスペクトを忘れることなく、フェアで、観ている人たちが気持ちの良い試合になるようなプレーを心がけていくことを徹底してまいります。

しかしながら【審議委員会裁定1】については、ルールの解釈についてシーズン前の説明と隔たりがありますので、12月21日(月)に再審議の申し出をいたしました。
再審議については「リーグに再審議手続を定めた規定が無く、審議対象とする根拠規定を欠くことから、審議せず」との回答を本日(12/24)いただきました。しかし、ルールの定義については、レフェリー委員会にて再度取りまとめた情報を展開いただけることになりましたのでご報告とさせていただきます。

併せまして、再発防止に向けた対応策についても再度要望をさせていただき、再発防止の対応策が示されないのであれば、アイスバックス側にて対応策の用意が必要である認識であることもリーグにお伝えしましたので付け加えさせていただきます。

師走のお忙しい中、このようなご報告で恐縮ではございますが、クラブを応援いただいている皆様と共に、このリーグがより良いものになっていきますよう、クラブとしての矜持を大切にしていきたいと考えおります。
引き続き日光アイスバックスへのご声援を、よろしくお願い申し上げます。

 

H.C.栃木日光アイスバックス
チームディレクター 土田 英二