楽しく、刺激的な遠征もいよいよ本日が最終日です。
充実した時間はあっという間に過ぎるとはよく言いますが中身の濃い
1週間の遠征が終わりを迎えようとしています。

本日は、午前中に外リンクでの日本チーム同士の合同練習を予定して
いましたが、ニューヨークはここ最近では異例の暖かさで、外の
リンクのアイス状態が保てず、残念ながら練習は中止となりました。

午後はリンクのアイランダースのグッズ売り場、ホテル近くの
ルーズベルトモールにて2時間ほど買い物をしました。

各々が好きなお土産を選んで購入したり、フードコートで食事を
とったりしました。
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夜にはバークレーセンターに移動し、アイランダース対フライヤーズの
試合観戦をしました。
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本日は練習前のアップを目の前で見学して、至近距離でNHL選手の
プレーを目の当たりにしました。
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そんな中、高橋選手はフライヤーズの選手からのパックを見事ゲットし、
記念に残るパックをもらいました。
NHL選手はプレーはもちろんですが、ファンサービスも一流です。
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試合はフライヤーズのタフで強いプレッシャーに押され気味の展開が
続き苦しい時間が続きましたがドイツ人ゴーリーの#1Thomas Greiss選手の
好セーブで、倍以上のシュートを浴びながらも、#91Tavares選手のワン
プレーでチャンスを掴み#2Leddy選手がゴールを挙げて1-0とリードで
第1ピリオド終了。
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第2ピリオドは互角の展開で激しいバトルが続きますが
一つ一つのプレーの制度の高さに驚かされます。両者得点を挙げて2-1で
第2ピリオド終了。
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第3ピリオドは1点リードのまま逃げ切れるかという展開で徐々にアイラン
ダースのペースになりつつありましたが、逆に土壇場で同点ゴールを
決められて会場に多く詰め掛けていたフライヤーズファン(会場から
2時間ほどの距離なので敵チームのファンがい多い)から歓喜の声が上がり、
2-2で延長戦へ、会場の盛り上がりは最高潮に達したまま、3on3のオーバー
タイムに入ります。
ポジションの取りあいや、パックマネージメントがより大切な3人での延長戦ですが、
チャンスを掴んだアイランダースが決定的なチャンスを逃すと、逆に攻め疲れした
#91Tavares選手の足が止まり、相手選手がフリーのチャンスを掴むと見事に
決められて残念ながら敗戦となりました。
敗戦となりましたが見応えのあるゲームに子供達も大興奮でした!
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楽しかった遠征も今日で最後です。アイランダースの関係者すべての方に、
感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

最終日の今日は少し皆に考えてもらう時間を設け、遠征で感じたことや
今後の目標などをそれぞれ皆に書いてもらいました。
子供達によって色々と感じたことは違いましたが、皆の言葉にはアイスホッケーの
技術的な面で自分が出来たことや出来なかったこと、
今後どうしていきたいかなどがしっかり書かれており、海外での選手生活に
憧れを持つ子や、親への感謝の言葉も見られました。

全ての行程が刺激的で充実した身になる1週間となりました。
この素晴らしい経験を今後の自分の人生の糧にして、この10名の選手たちが
大きく成長できることを楽しみにしています。
今回の遠征の実施にあたりご協力を頂いた関係者、並びにスポンサー企業の皆様、
そしてアイスバックスジュニアの活動方針に賛同して頂いた保護者、学校関係者の
皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
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H.C.栃木日光アイスバックスでは今後も未来ある子供達の育成の為に、活動を
続けていきます。
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明日は5時に起床しての移動になり、息をつく暇もなく帰国になりますが、皆で
気をつけて帰ります。

日本からのたくさんの応援、本当にありがとうございました。