4日目は、ニューヨークアイランダースのスキルコーチ、バーニーコーチのレッスンから
スタート。
普段はNHL選手たちに指導をするバーニーコーチによるスペシャルレッスンは基本的な
動作やスキルの考え方などを話しながら1時間に渡り指導して頂きました。
指導後には日本人はスケーティングやハンドリングの技術が高い子たちが多いが、
シュート力が弱いのでもっとシュート練習を多くすることを勧めるというコメントを
頂きました。
本場にきても実際にトッププレーヤーを指導するコーチから指導をしていただける
機会は少ないので貴重経験となりました。
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練習後にはアイランダースの練習があり、皆で見学をしました。
試合の時とは違いすぐ目の前で見学でき、シュートが決まるたび「おー!!」と
歓声をあげながら、世界のトップ選手たちがどんな様子で練習をしているのか、
しっかに目に焼き付けるように見ていました。
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練習後には選手たちからサインや写真を撮ってもらい子供達は大はしゃぎでした。

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#81 佐々木選手と#7J ordan Eberle選手

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#8 寺内選手と#9 小平選手と#91 John Tavares選手

練習見学の後は大会の方で組まれていたエキシビジョンマッチとしてItalyと
対戦をしました。
Italyが決勝に進んだ為、同じ組み合わせになってしまいましたが、大会の
スケジュールに沿って実施をしました。

エキシビジョンゲーム試合の結果です。
エキシビジョンマッチ vs Italy(イタリア) 5-4 勝利
1P 0-1
2P 4-3
3P 1-0
GK #38井田

得点
G1 #8 寺内 (A #7 松永)
G2 #18 石垣 (A #11 松平)
G3 #81 佐々木(A #15 杉浦)
G4 #10 天明 (A #11 松平)
G5 #3 福田

決勝戦との同カードということでこの後の試合を考えて、お互い慎重な出だしで
スタート。先に仕掛けたのはイタリアでディフェンスのクリアミスから先制点を
決められて0-1で第1ピリオド終了。第2ピリオドに入り互いに攻撃を仕掛け合い、
4-3と大きくゲームが動き4-4の同点で最終ピリオド迎えます。第3ピリオドは
互いに固く、必死の守りとセーブで膠着状態が続きこのまま追加点が奪えずに
試合終了かと思った終了6秒前に、#3福田が一人で持ち上がりゴールを決めて
劇的な逆転勝利で5-4で勝利となりました。
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お昼休憩を挟んで、決勝戦を迎えます。
お互い先ほど試合を終えて1時間ほどしか立たないハードなスケジュールでの
再戦ともあり緊張感と疲労感が両者に見える形でスタート。

決勝戦 vs Italy(イタリア) 2-3 敗戦

1P 2-0
2P 0-2
3P 0-0
OT0-1
GK #38井田

得点
G1 #10天明 (A #18 石垣)
G2 #81佐々木

第1ピリオド 立ち上がりは決勝戦ということもあり、気合十分で入って
いきます。開始早々に#18石垣からゴール前の#10天明につないで先制点を
決めます。
快調な滑り出しをしたバックスジュニアは更に#81佐々木が個人技で持ち
込み華麗なファイントで追加点を決めて2-0とリードを広げます。その後も
チャンスをいくつも迎えるも180cm近くある大柄の相手ゴーリーを攻略できず
追加点が奪えずに第1ピリオド終了。
第2ピリオド Italyが反撃に出ます。自陣に持ち込まれる時間が長くなり
ゴール前のディフェンスのマークが甘くなったところを大きくサイドに
振られて2-1とされます。その後バックスジュニア反則で数的不利な場面で、
ディフェンダーが交わされてゴール正面まで入り込まれて右隅でシュートを
打ち込まれて失点。これで2-2と振り出しに戻されて第2ピリオド終了。
第3ピリオド、互いに6ピリオド目となり運動量が落ちてきます。特にバックス
ジュニア側の数名の選手は足がピタリと止まり、攻め込まれる展開が続きますが
#38井田が好セーブを連発して苦しい場面を守り切ります。そんな中、一瞬の
隙を突かれてブレイクアウェイ気味になったところをディフェンスが飛び込み
守るも、反則でペナルティーシュートのコール。万事休すかと思われましたが、
ここでも#38井田がファインセーブを見せて苦しい時間を0-0で守りきり、2-2で
第3ピリオド終了。
延長戦 5人対5人の5分間の延長戦に入ります。運動量の落ちたバックスジュニアは
セットを組み替えて攻撃を仕掛けていきます。チャンスがあるも決め切れません。
そんな中相手選手が遠目から放ったシュートを#38井田がブロッカーで弾くも
パックは真上に跳ね上がり見失ったパックは無情にもゴールラインを割りゴール。
このゴールが決勝点となり惜しくも敗戦となりました。2015年から連覇が続いて
おりましたが、残念ながら第2位で2018年大会を終えました。
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試合終了後はがっくり肩を落とし泣き崩れる選手たちを相手チームの選手が讃える
という素晴らしい場面もあり、国をまたいでのスポーツを通した友情が見られました。
負けたはしたものの皆、最後まで全力で戦い素晴らしい戦いを見せました。
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試合後は全チーム参加のスキルコンペテションが行われました。
ゲームは3種目あり第1ゲームは1週リレーで2チーム同士が競争してタイムを競い
合いました。バックスジュニアからは#8寺内、#21金澤、#15杉浦、#18石垣が
参加して見事3連勝で1位に輝きました!
第2種目はパックハンドリングリレー。サークルを1週回ってから、コーンを3箇所
回って次の選手へと繋いでいくリレー競技でバックスジュニアからは#81佐々木、
#松平、#22北山、#9小平、#3福田の5名が参加。
第1試合を2位で通過して決勝に進むと決勝戦では挽回して見事1位でフィニッシュ!
スキルコンペテションは2連勝!
最終種目はPS対決。5個のパックを先に決めたチームが勝ちのルール。こちらは
全員参加でGKは#38井田でシューターはプレーヤー全員が参加しました。
第1試合を快調にゴールを決めて決勝に駒を勧めると、決勝戦では先ほど再三
ゴールを阻まれたイタリアとの一騎打ちとなります。互いに好セーブでなかなか
ゴールが決まりませんが最後はバックスジュニア選手が得点を重ねて勝利!
大会では負けましたがスキルコンペテションでは全種目優勝を果たしました!
こちらは4年目にして初の優勝となりました。
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最後は全チームで記念撮影です。お互いを讃えあい素晴らしい大会となりました。
悔しさは残りましたが選手たちがこの敗戦から色々なものを感じて次に繋げて
くれればと思います。
日本から応援をしてくださっていた皆様には優勝の報告ができずに申し訳ない気持ちで
いっぱいですが、子供達は優勝に等しい頑張りをしてくれました。
是非ジュニア選手たちには暖かいご声援を頂けますと幸いです。
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明日はニューヨークをのマンハッタンを観光しにきます。自由の女神やエンパイア
ステートビルディングなど名称を回る予定です。
アイスホッケーづくしの4日間でしたのでご褒美の観光になりますので楽しみたいと
思います。