いよいよキャンプ最終日、この日は午前中の氷上練習で最終メニューを終える。最後の練習はゲーム中心の内容だった。この5日間、鈴木はすばらしいパフォーマンスと結果を見せてくれた。練習終了後にチームスタッフから鈴木への丁寧なフィードバックをもらう。「スティックハンドリングが素晴らしく、スピードでも劣っていない。何よりホッケーセンスがあるため、イルベスのプレーの仕方や戦術もすぐに飲み込んでくれた。戦術面でも技術面でも、日に日に良くなっていき、特にラスト2日間の滑りが良かった。このレベルで練習を続けていれば、間違いなくプレーできるようになる選手だ」とお褒めの言葉をいただく。鈴木の感想は「アイスホッケーの質、特にパスの精度、シュートのレベルの違いを感じた。これは一緒にプレーしないと判らない部分だと思う。今回のキャンプの成果を今シーズンのプレーに活かすのはもちろん、学んだことはバックスにも還元していきたいと思う。」と力強く語った。今回の経験は彼にとっても大きな刺激になったようだ。ぜひとも今シーズンの活躍を期待したい。