翌日は、早朝からイルベスのホームアリーナを見学させてもらった。このアリーナはフィンランド最古の歴史を持ち7,000人を収容できるらしい。

IMG_5

ロッカールームは広く機能的で、そして壁のペイントにも歴史を感じる。

IMG_6 IMG_7 IMG_8 IMG_9

しかし驚いたのはこれが市の施設だったこと。行政とクラブが上手く共存しており、アイスバックスにとっては良い見本だ。その後、約4時間移動してキャンプ地であるクオルタネに到着。ここにはオリンピックのトレーニングセンターがあり、とても充実した施設が広がっていた。

IMG_10 IMG_11

ほどなくして1回目の氷上練習がスタート。

IMG_12 IMG_13

練習を見て驚いたのはスピードとパスレシーブの正確さだ。初日からゲーム形式の練習だったが、これはトーマス監督の方針らしい、「試合形式の中にこそ、本当に学ぶべきことがある」とのこと。しかしこれが出来るのも計画的な育成システムが国内にあるからだろう。

一方、鈴木も元気に氷上を走り回っている。他の選手に比べてもスピードは引けを取っていなかったが、困ったことに練習メニューの説明が全てフィンランド語だった。しかし選手達は全員英語を話せることが判明。選手達はNHLやKHLでプレーすることを目指して勉強するらしく、コミュニケーションは取れているようだ。

あっと言う間に氷上練習が終了。鈴木の感想は「早くて強い」だったが、手応えを感じているようだ。本当に素晴らしい経験をしていて、少しうらやましさも覚えた。

また、ここのリンクは電気ザンボニーだったのが驚いた。天井からコンセントでつながっているのだ。さすが森と湖の国、こんなところにもECOの考えが見られる。

IMG_14