今回の旅は、鈴木雄大と僕、土田の2人旅。鈴木はキャンプ参加の為、僕は業務提携のご挨拶とフィンランドのアイスホッケー事情のヒアリングが目的である。朝6時に日光を出発し、成田空港からフィンエアーでフィンランドの首都「ヘルシンキ」を目指す。

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飛行時間は約10時間、機内で僕は映画と睡眠三昧。鈴木はずっと起きていたらしい、飛行機内では眠れないそうだ。

そんなこんなで無事にヘルシンキ空港の到着。さっそくムーミンとスナフキンがお出迎えをしてくれる。フィンランド発祥のムーミンはこちらでも大人気で、今年は作者のトーベ・ヤンソンさん生誕100周年らしく盛り上がりを見せている。しかし鈴木はスナフキンがギターでは無く、ハーモニカを吹いているのが気に入らないようだ。

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一応、記念撮影をしていると、2人の名前が空港内でアナウンスされた。急いで乗り換えゲートに向い、目的地である「タンペレ」行きの飛行機に乗る。約40分のフライトの間、眼下には森と湖の景色が広がっていた。

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冬になると凍った湖の上で、子供達はホッケーをするのだ。

 

無事にタンペレに到着してもまだ現地は5月18日の夕方だった。到着してすぐイルベスのベサ(Vesa)チェアマン、ユーハ(Juha)スポーツマネージャとの会食。2人とも気持ちの良い方々で、我々を温かく出迎えてくれた。

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ベサチェアマンからはタンペレ市の歴史を、ユーハスポーツマネージャーからはイルベスとフィンランドのアイスホッケーの話を聞く。2人のもっぱらの関心は当時開催中だった世界選手権についてだった。フィンランドは無事に勝ち進んでいたが、ロシアには負けたくないらしい。ソ連から独立した歴史を持つフィンランドの国民性なのかもしれない。無事に挨拶も終わり、この日限りのベサチェアマンと再開の約束をしてこの日の予定は終了。本当に長い1日だった・・・