CAMPING DIARYFW88寺尾勇利ニューヨークアイランダースキャンプ日記2015-2016

3日目が始まりました。早いもので、折り返しを迎えました。
本日は、試合の翌日ということもあり、陸上トレーニング、氷上練習をそれぞれ1時間だけでしたが、
みっちりと中身の濃いメニューでした。

陸上トレーニングでは、氷の上でベストなパフォーマンスを発揮するために考えられたメニューで、
ウェーとトレーニングでは、普段使わない筋肉を使ったので、身体が鍛えられました。
今後も継続して取りいれていきたいです。

氷上練習は、1対1、2対1、2対2、3対2をしました。
1対1では、DFを抜いてゴールを決めることができました。昨日の紅白戦から、いい感じで
相手との間合いが取れています。
この時は、最大限に自分の「良さ」が出た場面になりました。また、それが「武器」になると
手ごたえを感じています。
相手より一歩早く、大きな選手相手でも、身体が小さい僕は、体勢を低く、より低くしてゴールへ
向かっていくことが大事だと思います。
どんなに小さなスペースでも、数的不利な場面でも、一人で局面を打開、相手にプレッシャーを
かけることができるので、自分の特徴として、もっともっと練習して、いい感覚を掴んで、試合で
実践できるようになりたいです。

日本の練習と違う部分を考えた時、プレー「スピード」だと思います。
もちろん、実際のスピードの部分だけでなく、メンタルの部分でも大事なこととして、練習の時から、
全員が共通意識として持って常に実践されています。
今日の練習でも、攻めから守りになる場面での、「スピード」の部分についてコーチから厳しく
何度も重要性を指導してもらいました。
パスミスしても、転んでも、後方で一人になっても、
最後までパックを追いかけるスピード、最後まで相手のパックを奪う気持ちのスピード、
どれもアイスホッケーに大切なんだと勉強になりました。
改めて「HARD WORK」の意味を体感しました。
残り期間も少なくなってきたので、ひとつひとつを大切に、明日もがんばります。

寺尾勇利（7.9）